1784年ボールトンとワットが設計した蒸気機関の図面

世界の特許制度は15世紀の都市国家ヴェネチアで初めて制定された。また、17世紀にはイングランドにおいて独占条例(statutes of monopolies)が制定され、その後に興る産業革命に効力を発揮した。また、アメリカ大陸ではイギリスからの移民によってアメリカ合衆国が建国され、そのアメリカ合衆国憲法において特許法が制定された。この間に、フランス。ドイツでは独占条例を倣った特許法が制定された。日本でも19世紀末期に専売略規則が制定された。これら各国ではそれぞれの国に見合った独自の特許法が制定された。以降、特許紛争の度に特許発明とは何かと議論され、特許発を説明するための特許明細書が導入された。近代特許制度では明細書を通して特許発明が解釈されることになりました。従って、特許の歴史とは特許明細書の解釈の歴史であるとも云えます。本ブログでは特許明細書を通して特許制度について探ってゆきたい。